2015年05月16日

☆2暦日にまたがる勤務

●残業…始業時間の属する日から連続する勤務は1勤務として扱う。ただし、翌日の始業時間にはリセットされる。
●法定休日…暦日でカウントする(当日の午前0時から午後12時まで)。時間外割増手当は不要。
以上の原則で考えればよい。これをもとにいくつかを例示してみよう。
例1)9:00~26:00(翌日午前2時)の勤務で、休憩は12:00~13:00および21:00~22:00の場合
→法定労働時間 8時間(9:00~18:00)、時間外労働時間 7時間(18:00~26:00)、深夜勤務時間 4時間(22:00~26:00)となる。
例2)18:00~28:00(翌日午前4時)の勤務で、休憩は22:00~23:00の場合
→法定労働時間 8時間(18:00~27:00)、時間外労働時間 1時間(27:00~28:00)、深夜勤務時間 5時間(23:00~28:00)となる。
例3)所定勤務時間が9:00~18:00とした時の9:00~34:00(翌日午前10時)の勤務で、休憩は12:00~13:00の場合
→法定労働時間 9時間(9:00~18:00と33:00~34:00)、時間外労働時間 15時間(18:00~33:00)、深夜勤務時間 7時間(22:00~29:00)となる。
例4)上記「例3」の事例において、翌日の勤務(9:00~18:00)を免除とした場合
→法定労働時間 9時間(9:00~18:00と33:00~34:00)、時間外労働時間 15時間(18:00~33:00)、深夜勤務時間 7時間(22:00~29:00)の計算に変わりはないが、時間外労働15時間の内、7時間は125%ではなく、25%の割増分のみの支払いとなる。
 ところで、変形労働時間制を採用している事業所で、所定勤務時間を
1日目 16:00~25:00(午前1時)、2日目 1:00~10:00、休憩は各1時間
としていた場合は、16;00~翌10:00まで全てが、法定労働時間のみの勤務となる。これは、もともと予定していた始業時間からの勤務を翌日の勤務と考えるためである。
例5)9:00~26:00(翌日午前2時)の勤務で、休憩は12:00~13:00、翌日が法定休日であった場合
→法定労働時間 8時間(9:00~18:00)、時間外労働時間 6時間(18:00~24:00)、法定休日労働時間 2時間(0:00~2:00)、深夜勤務時間 4時間(22:00~2:00)となる。


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posted by つぼみ応援団 at 16:03| Comment(0) | 法令への対応 | 更新情報をチェックする
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